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2014.11.25

尊敬する大先輩、黒田商店の三代目。

[ 神楽坂 貞 ]

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香川の高松に黒田商店という下駄屋があります。

夫婦で毎年、毎月、色々な所へ行商しています。
台を選び、鼻緒を選んで挿げる。
その人の足に合わせて調整する。

三代目とんとんとめぐみさん。
何十年も続けている。

最初の出会いは貞がオープンした2001年。
奥さんのめぐみさんが偶然、貞によってくれたのが
キッカケ。
それから、13年、毎年少しですがお世話になっています。

LIVE(行商)で東京に来た時には必ず会いに行きます。
そして、いろいろな話しをします。

現在、
履き物を理解してやっているお店は殆どないそうです。
そんな中、日本全国、そして海外までLIVEを行い、

どうすれば、もっと良い下駄が作れるか
どうすれば、もっとたくさんの人に履いてもらえるか
どうすれば、本当の履き物が生き延びられるか

日々考えています。

「どんなに歳を重ねても、ピシッとしていることが大事。
よぼよぼの爺さんだと説得力ないでしょ」
と三代目とんとんは言います。

本当に、佇まいも、挿げている姿もビシッとカッコいい。
いつも、ほれぼれしながら見ています。


今、高松では男女2人の弟子がいるそうです。

めぐみさんは
「まだまだ動きが遅い」
と、言っていますが嬉しそう。

黒田商店の想いは繋がっています。

これからも貞としても、
履き物の良さを知ってもらい
下駄の修理をしたり、鼻緒を挿げたり
少しずつ想いを繋げていきます。


背筋をビシッとしながら。


黒田商店


鼻緒を挿げる


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