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2012.05.30

parapluie de"merci" の傘

[ 神楽坂 貞 ]

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*雨傘

暑い日が続いていますね。
でも梅雨もそろそろ。

月一貞のサルビアの展示
「雨ふりを楽しむレインフェア」展と一緒に展示をしています、
京都で傘を作っている佐藤さんの傘「parapluie de"merci"
の画像をUPしました。



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*晴雨兼用傘

チェック柄がなんとも涼しげです。

骨はグラスファイバーを使用しているので
弾力がありながらとても軽い。

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*日傘

手元や石突の木は佐藤さんが選び一つ一つ手で削っています。
なんとも持ちやすく、使えば使うほど手に良く馴染む。
そしてその長さが通常の傘よりも短いのでカバンに入れやすい。

傘を止める玉も手作り。縁起の良い「結び」の形になっています。

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昔から変わらない作り方で作れるこの日傘
中棒にカシの木を使い、細かい部分までほとんど手作り。
このレベルで作ることが出来る職人は日本にはもう2人位しかいない。

こうして作られた日傘は、何度も布地を張り替えながら、
何代も受け継がれていきながら
その記憶や思いが伝えられていく。

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*雨傘

雨の日に花が咲く。
雨が待ち遠しい。

雨傘に使われる骨はカーボン
軽く丈夫
大切な事です。

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*雨傘

デザインによって刺繍が入ります。
佐藤さんの奥さんの遊び心。

雨傘には専用の袋が付きます。
肩から背負えるようになっていて持ち運びに便利
また、傘立てに置くのではなくいつも自分の傍に置いておく。
無くさないように。

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*雨傘

全ての傘には専用の手作りの袋が付いてきます。
保管する時に色焼けを防ぐため。


知れば知るほどよく考えられている傘なのです。
でもまだまだ、考えられている事があります。

それは使っている人がそのうち気づきます。
そんな時、また一つ嬉しくなります。

佐藤さんの傘 parapluie de"merci"はそんな傘です。

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